初級コース

フォトモワークショップ 

このワークショップは、プロの写真技術にコーチングやNLPカウンセリングを取り入れて、自分の素直な心と出会うことを目的とした、体験型のフォトスクールです。

目的

日常の中で見逃しがちな、自分の心からのメッセージを、写真を通じて受け止めて行くこと。

行うこと

フォトセラピーの基礎的な体験を重ねます。
撮る、撮られる、見る、選ぶ、作るなど、様々なワークがあります。
写真には楽しみ方にとても多くのバリエーションがありますが、その代表的なものを集めています。

参加中の変化(参加者の感想から)

初めてあった人とも、以前から知っていた友人のように、親しさや心のふれあいを感じることができました。
深いところで思っていた気持ちに気付けたことで、自分らしく手良いんだと思えて、癒されました。
同じ時に撮ってもみんな違う写真だったので、自分の見ているものや考え方の傾向がわかりました。

修了後の変化

写真を使うどのような場面でも、心理的な意味や隠されたメッセージを感じ取るセンスが鋭くなります。
パターン化した発想から自由になり、表現の豊かさを得ることができます。
クリエイティビティが開発され、作品の質が上がります。
自分の特徴や強みがわかって、自信がつきます。
これから伸ばしていく方向性がわかります。

特徴

写真家のクリエイティビティを伸ばすのにも非常に有効なワークです。
人生に関わる気づきや変化が生まれ、心が動く体験ができることも特徴です。

写真教室との違い

多くの写真教室は、描きたいイメージを写真に再現することを目的として、技術面を教えています。どういう表現が作品として評価されるかという点については、講師をしている写真家のスタイルや価値観に左右されるケースが大半です。「もっとこうしたらいい写真になりますよ」と指導するのが、通常の写真教室で行うサービスです。良い悪いの判断は、講師が行なっています。

フォトモワークショップでは、撮られたイメージが何を意味しているのか、それがその人の未来にどう関わり、どう取り扱っていったらいいのか、共に考えていきます。写真を通して自分との対話や人との対話を行い、楽しく写真で遊びながら心を育てていきます。講師が作品の評価や点数をつけることはありません。心の動きに良い悪いはないためです。

個人セッションとワークショップの違い。

1対1の個人セッションは、フォトセラピストがクライアントの気づきを支援し、活き活きとした日常を過ごしていくマインドセットを、クライアントと一緒に作っていきます。ワークショップはグループを対象とし、参加者個人の気づきを支援すると同時に、参加者同士が互いに支援しあえる関係を作っていきます。PTIはどちらにも対応しています。

コース内容

土日祝日で6回のコースです。
  1日目、安心安全な場を作る  スナップショット
  2日目、遊ぶ・自由になる   トイカメラ
  3日目、視線の多様性     アングル&ズーム
  4日目、心を開いて関わる   ポートレート
  5日目、色と形に気持を乗せる スチルライフ
  6日目、未来を描く       ビジョンボード

居心地が良くて、楽しい時間を作っていきます。写真の初心者でもプロがサポートするので安心です。

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アクティビティ例

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スナップショット

 目にとまったものにシャッターを切る。そのときに感じていたちょっとした気持ちを覚えておいて、撮影後、プリントを見ながら、語り合います。撮ったときにはわかっていなかった心の動きに気づいて、「あー、そうなのね、私」。いつのまにかはまっている思考のクセが解れば、気持ちが楽になりますよね。
 撮影は自分に正直になれる貴重な時間です。撮るだけでも、自分を認めてあげる癒しの効果がありますが、そこに対話の時間を加えると、豊かさが何倍にもなります。互いの気持ちを大切にする心地よい場を、あなたと一緒に作っていきます。
 ◆所要時間   撮影・プリント・対話 計3時間

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ポート-レート

 「はい、笑って」「無理~。顔がこわばっちゃって」。そうです。撮られるのが苦手な人は、驚くほど多いんです。いつでも自然でいられたらとても素敵ですが、ついカメラを意識してしまいますね。なぜそんなに緊張するのでしょう。
 写真には、撮る人と撮られる人の関係性が、はっきりと写ってしまいます。キモチの許せる関係になること。それが撮影以前に大切なことです。上手に撮ることよりも、共にいることを喜びましょう。写真を取り合っているうちに、いつの間にか、とても仲良くなってしまう、不思議なワークです。
 ◆所要時間   撮影・プリント・対話 計3時間

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スチルライフ

 業界用語で言う「ブツ撮り」。動かないものを撮ります。好きな小物、使っている道具、今日の持ち物、拾ってきた物など、対象はいろいろ。いい感じに写るように、背景を選び、被写体を並べ、置き換えていると、なぜか落ち着く配置ができてきます。この「しっくり感」が大事。
人は自分が大切にしている価値観を、感覚でわかっています。ミッションステートメントを作ろう、なんて頑張って言葉にするより、もっとシンプルで、見てすぐに思い出せる「私らしいあり方」を、手にすることができます。
 ◆所要時間 配置・撮影・プリント・対話  約3時間

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ピンホールカメラ

 空き缶を持ってきて、カメラを作ります。午前中はもっぱら工作です。トンカチとんとん、針の穴をアルミ板に空けて、それがレンズの役を果たします。あとは缶の中を黒くして、暗いところで印画紙を入れ、黒いテープで留めたらハイ、お手製カメラのできあがり。公園で撮影をしますが、どう撮れているか解らないので、ドキドキものです。
 ちゃんと写っているといいな、と願うようなキモチで現像処理。赤いランプの暗室で、現像液にひたした白い印画紙から、画像がすーっと浮かび上がってくるのは、感動ものです。世界にたった一つの、自作のカメラ、楽しいですよ。
 ◆所要時間 工作・撮影・現像・対話  約7時間

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