コーチングとは
コーチとクライアントのパートナーシップ
- コーチは、クライアントが目標に最短距離で到達するようにサポートする役割を果たします。コーチングの原点がスポーツであることでもわかりますが、コーチはクライアントを勝たせるためにいます。
- しかしながら、コーチはクライアントを指導する教官ではありません。行動しなければならないのはクライアントであり、結果を享受するのもクライアントです。クライアントが希望していないことをコーチが強制しても、良い結果は得られないでしょう。
- 必要であれば、強い言葉で背中を押すこともありますが、それはクライアントの目的達成に必要であり、効果的である場合に限られます。効果は信頼関係が築かれていてこそ。ですからコーチとクライアントは、上下関係ではなくパートナーシップに基づいた関係を構築するのです。
アドベンチャーコーチとは
セーフティゾーンからチャレンジゾーンへ
- 日常を過ごし良くなれている世界をセーフティゾーンといいます。安心してすごせるのは人々の願いなのに、長く過ごすとやがて、新しいことをやりたくなってきます。せっかく作った安心な環境から、出て行きたくなってしまう。不思議ですね。
- しかし、人間はそういう風にできているのです。人間はいくつになっても成長し続ける生き物。未知なものに惹かれる気持ちは、来るべき新しい時代に対して常にアンテナを巡らして、対応できるようにしていこうという、本能に根ざす欲求なのです。私たち人間は多様な生命種のなかでも、最もアドベンチャー好きな種であるといえます。
- セーフティゾーンから一歩出たところをチャレンジゾーンといいます。人が成長する過程は、チャレンジゾーンで行われます。敢えて見慣れぬ所へ行く、はみ出してみる、普段やらないことをやってみる。それが人間の生存力を呼び覚まし、生きる力を高めます。
- アドベンチャーコーチは、そういうチャレンジャブルな時間をあなたに用意し、野外活動の専門技術によってチャレンジするあなたを支えます。そして対話によって、あなたが行ったチャレンジの意味を深め、生き甲斐と充実感を高めていきます。